

子供の虫歯
子供の虫歯は良くありません。
虫歯は無いに越した事はないので、子供の虫歯はできるだけ予防しましょう。
子供の頃虫歯のある人は、やはり大人になってからも虫歯ができやすいという事です。
という訳で、子供の虫歯予防についてです。
@ だらだら食いをしない。
だらだら食いは、絶対に止めましょう。一日3食を食べるほかにおやつを一日1回か2回。合計一日物を食べるのは、5回までにしましょう。
「お口を汚す」回数をきちんと把握する事が大切です。
また、大切な事ですが、飲み物も「食べる」事と同じです。
「のどが渇いたとき」には、お茶かお水を飲みましょう。
ジュースなどをのどが渇いた時に、何回も飲むのはやめましょう。
ジュースなどは、お食事の後か、おやつのときと決めて飲みましょう。
ですから、「食後のデザート」って、とても賢い甘いものの取り方なのですよ。
A 甘いものを摂り過ぎない
むし歯菌の大好物は「ショ糖」です。
砂糖が多く含まれるものは、酸の産生を活発にさせます。
同じ「甘いもの」でも、やはりショ糖の多いものの方がむし歯にはなりやすいのです。
なので、甘いものの取り過ぎに注意しましょう。
B むし歯菌をなるべく減らす=歯を磨く
歯磨きはコツがいります。
「磨いていたのにむし歯が出来た。」という声を聞きますが、実際は、「ちゃんと歯を磨けていなかった」場合がほとんどです。
むし歯の出来やすいところを把握して、しっかりと歯を磨きましょう。
C 歯の質を強くする。
むし歯の出来にくい・出来やすいには、いろいろな要因があります。
その中で、「歯の質」というのも、ひとつの要因になります。
歯の質が強くなれば、いくらかは、むし歯が出来にくくなりますので、歯の質を強くする「フッ素」を歯に塗ることによって、ある程度、むし歯になりにくくなります。
しかし、同じ人が塗って虫歯になりにくくなる割合は、3割くらいといわれていますので、あまり、大きな期待はしないでください。
D よく噛む。
よく噛むことにで、唾液の分泌が盛んになります。
唾液には、「緩衝能」と言う、酸性になったお口の中を中性に戻す力があります。
よく噛んだ時に出てくる唾液は、じっとしている時に自然と出る唾液に比べると、約30倍から60倍も酸を中性にする力が強いと言われています。
そのため、よく噛むことで、虫歯にできにくくする事ができるのです。
子供のむし歯は、出来始めると進行も早いです。
出来れば、3・4ヶ月から半年に一回は、歯医者で歯の定期健診を受けましょう。
かかりつけの歯科医がない場合は、保健所の健診などを上手に利用しましょう。
定期健診で、その子の年齢や状況に応じた注意点や、歯磨きのチェック、食事の見直しをしていく事で、虫歯をつくらないという意識を高める事ができます。
そういう情報提供の中から、養育者の方が、自分が子供にすべきことを選んでアレンジし、続けられる方法を見つけたいけば、子供の虫歯は予防できるのではないかと思います。

