


リリカ 薬
祖母が帯状疱疹になり、神経痛が残ってしまったので、ペインクリニックに通院しています。
週二回、ペインクリニックに通院し、神経ブロックをして、リリカと漢方薬を処方してもらってます。
リリカ
リリカは、いままでの鎮痛薬(消炎鎮痛薬)とは作用が全く異なる、神経痛の治療薬です。
末梢神経障害により生じた、神経痛の治療に効果を発揮します。
具体的には
*帯状疱疹後神経痛(
*糖尿病による末梢神経障害性神経痛
*三叉神経痛
*腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症からくる坐骨神経痛
*太腿神経痛
*変形性頸椎症、頸椎椎間板ヘルニア、胸郭出口症候群などからくる頸椎症性神経根症
*重症の肋間神経痛
*複合性局所疼痛症候群
などの痛みです。
リリカという薬の特徴
神経痛は、神経細胞にカルシウムイオンが作用して痛みの伝達物質が過剰に放出されることにより、痛みが起こります。
リリカの作用機序は、神経細胞のカルシウムイオン結合部位のα2δ(デルタと読みます)サブユニットという部位に結合して、カルシウムイオンの結合を抑制して、痛みの伝達物質の放出を低下させ鎮痛効果を発揮します。>
リリカは、すでに世界中で神経痛の第一に選択する鎮痛薬として使用されています。
ただし、副作用として、
*眠気
*めまい
*ふらつき
*浮腫
などが10〜20%の確率で出現します。
リリカは腎臓排泄性なので腎機能低下者には作用が強くでます。
副作用は服用していくうちに段々と弱くなっていくことが多いです。
リリカは、日本では2010年6月より健康保険による使用が認められ、長期処方も可能です。
祖母の場合
リリカを飲んでも、口癖なのか、
「痛い〜痛い〜」
とは言ってます。
でも、痛みは楽そうで、顔も元気になってきました。
デイケアに週二回通い、歩行器を使って元気に歩けるようになったので、リリカのおかげで、痛みが楽なんだと思います。
副作用のせいか、よく寝てます。
デイケアの無い日は、一日、食べて寝てますね。
夜ごはんも、夜も起きて7時なので、
「おはようございます」
と言ってます。
朝と夜の区別がつかないみたいです。
でも食べて寝れるくらい、痛みは楽みたいです。
年で、腎機能が弱ってきてますが、リリカは大丈夫みたいです。


