


私も頭痛持ちなので、すっごい頭痛の辛さが分かります。
頭痛は、本人とってはかなり大変で苦痛なものですよね。
その辛い頭痛のうち、血管性頭痛と緊張性頭痛が慢性頭痛の9割を占めています。
血管性頭痛
血管性頭痛は、脳の血管が拡張し、血管壁の痛覚受容器を刺激するために起ります。
偏頭痛がその代表です。
症状は、片側、又は両側にズキズキとした頭痛がみられ、吐き気、嘔吐を伴うことがあります。
また、頭痛発生時に、強い光や、大きな音、不快をもたらすものより頭痛が強まることがあります。
中でも、女性に多く男性の4倍と言われています。
現代の医学では完全に治すことができないので、一生の病気として付き合っていくことになります。
緊張性頭痛
緊張性頭痛は、頭痛の7割〜8割を占める頭痛です。
肩こり、首こりなどにより、筋の緊張および精神の緊張によって起ります。
症状は偏頭痛のような、吐き気は伴いませんが、体のだるさ、眼の疲れ、めまいを伴うこともあります。
頭を締め付けるような痛みが出ます。
毎日起こる頭痛でも、それほど強い痛みではないので、仕事や日常生活に支障をもたらすことはあまりありません。
また、中高年に多く、女性と男性では偏頭痛に見られるような大きな差はありません。
偏頭痛と違い、不快をもたらすものにより頭痛が強くなることもありません。


