


今回は、頭痛と眠気についてです。
頭痛と眠気、一見、何の関係もないように思えますよね。
実は、眠気を伴う頭痛があるんですよ。

昼間、昼食を摂り、その消化後の作用によって眠気が起こってしまいます。
これは、生理作用ですので、誰もが経験したことがあると思います。
もちろん、私も昼食後は眠くなります・・

このときに、ちょっと寝ると気持ちいいんですよね。

私のそうですので、よくわかりますが、多くの人は昼食後は、どうしても眠たくなってしまいます。
しかし、この誰もが経験したことのある眠気に伴い、頭痛を起こす人々もいるのです。
この眠気に伴い頭痛を起こす症状が、「ナルコレプシー」 という過眠症の症状なのです。
なかなか聞きなれない名前ですよね。
ナルコレプシーとは
ナルコレプシーの症状は、
・日中の過剰な眠気
・繰り返す居眠り
・脱力感
・夜間睡眠障害
・自動症
・睡眠麻痺
・頭痛
などあります。
また、合併症をひきおこす場合もあります。
この症状により日中起きていることが難しくなっていくのです。

睡眠障害は、ナルコレプシー他、いろいろな病気がありますが、頭痛を引きこすのはナルコレプシーだけになります。
ナルコレプシーの治療法
ナルコレプシーの治療法としては、夜間の睡眠障害に睡眠導入剤が用いられ、日中の強烈な眠気には、中枢神経賦活剤が用いられます。
これらの薬物療法をうまく組み合わせ、日常生活を維持するのが可能になります。
ナルコレプシーは、未だに有効な治療法が解明されてなく、専門医も少ないのが現状です。
もしもナルコレプシーの症状が現れたら、早急に受診することをオススメします。


