


低気圧と頭痛
「低気圧が近づくと頭痛がするんだ。雨が降りだすと、頭痛が楽になる。」
という人がいます。
「低気圧が来ると、昔の古傷が痛む」
「低気圧が来てる時は、寝心地がいい」
など、人間はどうも「低気圧」に反応する人が多いようです。
では、「低気圧が来ると頭痛がする」のは何か低気圧の頭痛に関係があるからなのでしょうか?
低気圧がくると頭痛がする人は、どうも頭蓋が硬い ようです。
頭蓋の軟らかい人の場合は、自重で多少歪むくらいの弾力がありますが、頭蓋が硬い人の場合は、弾力が全くないのです。
飛行機に乗った時、ペットボトルの容器や、ポテトチップスの袋がパンパンに膨らむ事ありますよね。
これは、高い山を登る時にも起こります。
つまり、上に行くほど気圧が低くなるために、このような現象が起こるのです。
それを頭に置き換えてみると・・・
推測ですが、頭蓋の硬い人は、頭蓋の弾力が無いので、このペットボトルのように頭の中がパンパンの状態なのかもしれません。
頭は、ペットボトルのように密閉されてはいないので、時間がたてば、気圧の変化に対応できます。
しかし、気圧の変化に対応するまでは、頭蓋内の組織が圧迫されるため、頭痛が発症するのかもしれませんね。
このような症状を持っている人はたまにいます。
このような体質なので、なかなか特効薬は無いものです。
しかし、多くの人が
「水分を多くとって、ゆっくりとリラックスすると楽になる」
と言っています。
体をリラックスする事で、体の血流が良くなり、頭痛が楽になるのかもしれません。
温かいお湯につかったり、目をつぶってゆっくりしてみたり、色々して、自分にとってベストな解決策が見つかれば、上手に頭痛と付き合っていけると思います。
偏頭痛もそうですが、低気圧による頭痛も、
「すぐに治る」ものではありません。
上手に頭痛と付き合っていく事が大切です。


